水回り

洗面所のドアの代わりアイデア集|冷暖房効率とプライバシーを守る

こんにちは。訪問いただきありがとうございます。ライフスタイルの知恵袋、運営者のユッタリです。

この記事を読んでいるあなたは、おそらく洗面所にドア無い場合は代わりに何を使えばいいのか、次に引っ越すお家が洗面所にドアが無くて不安など、かなり真剣にリサーチしているところかなと思います。洗面所のドアなしの間取りだと、玄関や廊下から脱衣所が見えてしまわないか、家族の生活時間が重なったときに気を使わないか、いろいろモヤモヤしますよね。

ネットで調べていると、洗面所の目隠しや洗面所の間仕切りとして、洗面所のドア代わりカーテン、ロールスクリーン、アコーディオンカーテン、パネルドア、のれん、スリットカーテンなど、選択肢が山ほど出てきます。さらに、脱衣所のドア代わりも一緒にどうするか考えなきゃいけないので、「結局うちには何が合うの?」と迷子になりやすいところです。

そこで今回は、洗面所のドア代わりにできる主なアイテムをまとめて比較しつつ、間取りや賃貸かどうか、予算、DIYの得意不得意など、あなたの状況に合わせた選び方を一緒に整理していきます。記事の後半では、新築やリフォームの予定がある方向けに、最初から洗面所のドア代わりを前提にした間取りの考え方もお伝えします。

読み終わるころには「うちの洗面所は、このドア代わりアイテムとこの付け方でいこう」と具体的なイメージが持てるはずなので、気になるところからユッタリ読み進めてみてくださいね。

ポイント

・洗面所にドアがないときに起こりやすい問題と考え方
・カーテン・ロールスクリーン・パネルドアなど洗面所のドア代わりアイテムの特徴
・間取り・賃貸・予算・DIY難易度別の選び方と設置のコツ
・新築やリフォームで洗面所のドア有無を決めるときのハウスメーカーとの打ち合わせポイント

基礎から分かる洗面所ドア代わりの考え方とアイテム比較

まずは、そもそも洗面所にドアがないとどんな問題が出やすいのかを整理しつつ、洗面所のドア代わりになる代表的なアイテムを一覧で押さえていきます。そのうえで、カーテン・ロールスクリーン・アコーディオンカーテン・パネルドア・のれんなど、それぞれのメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。

洗面所にドアが無いと困る問題点とは

洗面所にドアが無いと困る問題点とは
イメージ:当サイト作成

洗面所にドアが無い間取りって、実際に暮らしてみると「思ったより気になる…」となりがちです。ここでは、よくある困りごとを整理しながら、「どこまで対策したいのか」を一緒に整理していきましょう。

一番ストレスになりやすいのはプライバシー

洗面所にドアが無いと、玄関や廊下から脱衣所までスッと見通せてしまうことがあります。
宅配便の受け取り中に家族が着替え中だったり、子どもの友だちが急に上がり込んできたり…。そのたびにヒヤッとしたり、慌てて視線をそらしたり、と落ち着きませんよね。

家族の生活時間が重なると気まずくなる

もう一つは、家族同士での気まずさです。
朝のラッシュ時、洗面台で身支度したい人と、脱衣所で着替えたい人のタイミングが重なると、
「今入っていい?」「ちょっと待って!」のやり取りが増えて、じわじわストレスになりがち。
お互い気をつかう状態が続くと、「なんとなく使いにくい場所」になってしまいます。

寒さ・湿気・生活感がダイレクトに伝わる

ドアがないと、環境面のデメリットも出てきます。たとえば…

・冬は廊下や玄関から冷気が流れ込み、脱衣所だけ極端に寒くなる
・お風呂上がりの湯気や湿気が家じゅうに広がりやすい
・洗濯物や洗剤、ストック品などの生活感がリビング側からも丸見えになりやすい

「見られたくないものほど、視界に入りやすい」という状態になりやすいので、どこまで目隠ししたいかを決めるのが大事です。

自分の優先順位を決めることが解決の近道

結局のところ、どこまで不便さを解消したいかは人それぞれです。
・しっかり隠したいのか
・シルエットだけぼかせればいいのか
・寒さ・暑さ対策も一緒にしたいのか

こうした希望を一度メモに書き出しておくと、カーテン・ロールスクリーンなどドアの代わりアイテムを選ぶときに、「うちに合うのはこれだな」と比較しやすくなります。
まずは自分の中の優先順位をはっきりさせることが、洗面所まわりのモヤモヤ解消の第一歩かなと思います。

洗面所のドア代わり目隠しアイテム一覧

洗面所のドア代わりって、カーテンやロールスクリーンだけじゃないって知ってましたか?それぞれのアイテムの「向き・不向き」を押さえておくと、後悔しない選び方が見えてきますよ。

まずは全体像をざっくり整理

洗面所のドアなし問題を解決するためのアイテムは、ざっくり分けると次のようなタイプがあります。

・カーテンタイプ:一般的なカーテン、シャワーカーテン、リネンカーテンなど
・ロールスクリーンタイプ:つっぱり式、ネジ固定式、遮光・防水・防カビ機能付きなど
・アコーディオンカーテン・パネルドア:じゃばら状のカーテンや、簡易なドア風のパネル
・布系のれん・スリットカーテン・サーマルクロス:出入りしやすさ重視や断熱重視の布の間仕切り
・小窓用アイテム:窓用ロールスクリーン、窓ガラスフィルムなどの部分目隠し

目的別に選ぶドア代わりアイテムの考え方

同じ「洗面所のドア代わり」と言っても、目的や優先度によって相性のいいアイテムは変わります。例えば、「とにかく簡単に付けたい」ならカーテン系、「見た目をスッキリさせたい」ならロールスクリーン、「扉に近いしっかり感がほしい」ならアコーディオンカーテンやパネルドアが候補になります。

洗面所のドアなし問題は、カーテン・ロールスクリーン・アコーディオンカーテン・パネルドアなど、目的に合ったアイテムを選べばしっかり解決できます。大事なのは「簡単さ・見た目・扉感」のどれを優先するかを決めておくことです。このあと、それぞれの特徴をもう少し深掘りしていきますね。

洗面所カーテンで仕切るメリット・デメリット

洗面所カーテンで仕切るメリット・デメリット
イメージ:当サイト作成

洗面所のドア代わり、まずは手軽なカーテンから試してみようかな…と思っているなら、ここは要チェックです。メリットと落とし穴を先に知っておくと、「つっぱり棒がすぐ落ちる…」なんてあとからガッカリする確率をぐっと減らせますよ。

洗面所カーテンを使うメリット

一番取り入れやすいのが、つっぱり棒とカーテンを組み合わせるパターンです。洗面所のドア代わりカーテンは、ホームセンターやネットでも種類が豊富で、値段も手に取りやすいものが多いので、まずはここから試してみる人が多い印象です。

【カーテンを選ぶメリット】

・設置がとても簡単で、道具いらず
・洗面所のドア代わりだけでなく、収納棚の目隠しにも流用しやすい
・色柄が豊富で、リネンカーテンなどインテリア性も高い
・開閉が一瞬でできるので、出入りが多い場所でもストレスが少ない

また、防水シャワーカーテンや防カビ加工つきのカーテンを選べば、脱衣所の湿気ともそこそこ相性よく付き合えます。リネン調のカーテンを選べば、ランドリールームの雰囲気をふんわりおしゃれに寄せることもできますよ。

カーテンで仕切るときの注意点

【カーテンで気をつけたいポイント】

・ヒダがあるぶん生地のボリュームが出て、狭い廊下だと圧迫感が出やすい
・丈を長くしすぎると裾が濡れやすく、カビやニオイの原因になりやすい
・安いつっぱり棒だと、引っ張ったときに落ちやすい

特に丈は、床から1〜2cm浮かせたくらいが扱いやすいです。裾が床を引きずると、脱衣所の水やホコリを吸ってしまいがちなので、少し短めかな?くらいで止めておくのがおすすめです。

つっぱり棒は、できれば「耐荷重〇kg」と明記されているものから選んでください。洗面所のドア代わりカーテンは、小窓用よりも生地が重くなるので、耐荷重が心もとないとどうしても落ちやすくなります。

洗面所のドア代わりカーテンは、手軽でおしゃれに仕上げやすい反面、丈の長さやつっぱり棒の耐荷重を間違えると「落ちやすい・カビやすい」といったトラブルにつながります。ポイントを押さえて選べば、コスパ良く快適な目隠しになります。

ロールスクリーンを洗面所のドア代わりに使うときのポイント

ロールスクリーンって気になるけれど、「本当にカーテンより便利なの?」と迷いますよね。ここでは、洗面所のドア代わりに使うときのメリットと、実際に使ってから「ここがちょっと気になる…」となりがちなポイントを、先にまとめてチェックしておきましょう。

洗面所でロールスクリーンを使うメリット

【ロールスクリーンの良いところ】

・使わないときは上に巻き上げられるので、日中はオープンな間取りを楽しめる
・遮光・遮像・防水・防カビ・遮熱など、洗面所に合う機能が選べる
・洗面所の目隠しだけでなく、洗濯機や棚の目隠しにも転用しやすい
・無地のロールスクリーンなら、キッチンや廊下側から見ても生活感が出にくい

特に、はっ水や防カビ機能つきの生地を選べば、浴室からの湿気が気になる脱衣所まわりでも安心感が増します。遮熱・断熱機能のあるロールスクリーンなら、冬の脱衣所のひんやり感を和らげるのにも一役買ってくれますよ。

ロールスクリーンの注意点と選び方のコツ

【ロールスクリーンの気になる点】

・横開きのカーテンより、上下動作に少し時間がかかる
・チェーン式は、お子さんやペットが遊ぶと危ないのでまとめ方に注意
・つっぱり式は両サイドにどうしても数センチのすき間ができる

開閉にかかる時間は、慣れれば数秒ですが、出入りが本当に多い場所だと「ちょっと面倒かも」と感じる人もいます。チェーン式の場合は、壁側の高い位置で束ねたり、専用のコードクリップを使ったりして、首や体に引っかからないようにしておきましょう。

賃貸でネジ留めが難しい場合は、つっぱり式のロールスクリーンが便利です。その代わり、どうしても左右にすき間ができます。視線をほぼ完全に遮りたいなら、後半で解説する「正面付け」も検討してみてください。

ロールスクリーンは機能性と見た目に優れたドア代わりの選択肢ですが、開閉の手間やチェーンの安全性、つっぱり式特有のすき間などの弱点もあるので、設置場所と優先順位を整理して選ぶのがコツです。

アコーディオンカーテン・パネルドアを選ぶべきケース

「カーテンよりしっかり、でも本物のドアほど重くしたくない…」そんなときに候補に上がるのがアコーディオンカーテンとパネルドアです。ここでは、それぞれの特徴と注意点をサクッと押さえて、あなたの家に合うほうをイメージできるように整理していきます。

アコーディオンカーテンのメリットと設置の注意点

まず、アコーディオンカーテンの特徴は以下の通りです。

・ジャバラ状にたたみながら横に開閉するので、開口を広く確保できる
・ある程度厚みがあるので、視線と冷気・暖気をまとめてカットしやすい
・素材によっては、洗面所の間仕切りだけでなくリビングとの境にも使える

一方で、アコーディオンカーテンは本体がやや重く、専用レールをしっかりと取り付ける必要があります。下地のない石膏ボード部分だと、ねじが効かずに落下してしまう可能性もあるので、施工前に必ず確認が必要です。

パネルドアを洗面所のドア代わりに使うときのポイント

次にパネルドアの特徴です。

・見た目が「軽めのドア」に近いので、玄関から見える位置でも違和感が少ない
・木目調やホワイト系なら、インテリアドアとトーンを揃えやすい
・洗面所のドア代わりにしつつ、冷暖房効率も高めたいときに向いている

パネルドアも、レールを天井や枠にネジ留めするのが基本です。賃貸だと管理会社の許可が必要になるケースが多いので、自己判断で付けてしまうのは避けたほうが安心です。工具が苦手な方は、専門の施工サービスに相談してみるのも一つの手です。

アコーディオンカーテンは省スペースで間仕切り性能が高く、パネルドアは見た目や冷暖房効率に優れていますが、どちらもレールのネジ留めと下地確認が必須なので、賃貸やDIYが不安な場合は事前の確認やプロへの相談を。

のれん・スリットカーテン・サーマルクロスの使いどころ

のれん・スリットカーテン・サーマルクロスの使いどころ
イメージ:当サイト作成

ドアほど重くないけれど、ちょっとした目隠しと快適さは欲しい…。そんなときに頼りになるのが、のれん・スリットカーテン・サーマルクロスのような「布の間仕切り」です。ここでは、それぞれの良さと使いどころをギュッと整理しておきますね。

のれん・スリットカーテンでゆるく仕切る

のれん・スリットカーテンの良さは以下の通りです。

・布をくぐるだけなので、両手がふさがっていても出入りしやすい
・ペットがいるお家でも、ドアを開けっ放しにせずに自由に行き来させやすい
・スリットカーテンなら、開けなくても人や空気が通りやすい

廊下や階段との境目にスリットカーテンを付けると、上から降りてくる冷気や熱気をかなりやわらげてくれます。洗面所のドア代わりスリットカーテンとしても、「空調効率を上げながら視線を少し柔らかくしたい」というケースにぴったりです。

サーマルクロスで洗面所まわりの断熱強化

サーマルクロスは、いわば「断熱に強い布の壁」です。

・室内の暖かい空気や冷たい空気を外に逃がしにくい
・外からの冷気・熱気も通しにくい
・カーテンや間仕切りとして使うと、エアコンの効きがよくなる

このような特徴があるため、洗面所とリビング、洗面所と廊下の間にサーマルクロスを吊るしておくと、冷暖房の効きが良くなり、夏も冬も体感温度がかなり変わります。
ざっくり言うと、「普通のカーテンより、暑さ寒さに強いカーテン生地=サーマルクロス」と覚えておけばOKです。
スリット入りのクロスがありますので、人の移動には気になることはありません。

のれんやスリットカーテンは、出入りしやすさとゆるやかな目隠しに強く、サーマルクロスは洗面所まわりの断熱・空調効率アップに役立つ「布の壁」です。ドアを増設しなくても、この2タイプを上手に組み合わせるだけで、洗面所まわりの居心地がぐっと良くなります。

紹介コード「NU3883」

後悔しない家作りの第一歩

※しつこい営業はありません!

失敗しない洗面所ドア代わりの選び方、設置方法と長く使うコツ

ここからは、具体的な「選び方」と「設置のしかた」に踏み込んでいきます。間取り別におすすめパターンを整理しつつ、賃貸での注意点、サイズの測り方、予算とDIY難易度のバランス、新築での計画の仕方までまとめておきますね。

間取り別に見る洗面所のドア代わりの最適パターン

間取り別に見る洗面所のドア代わりの最適パターン
イメージ:当サイト作成

洗面所まわりって、間取りによって「気になる場所」や「仕切るべきライン」がけっこう違います。ここでは、よくある3パターンの間取り別に、どこに何を付けると使いやすくなるのかを整理していきますね。

玄関・廊下から丸見えになる洗面所のケース

玄関ドアを開けると、正面や横にすぐ洗面所が見えるタイプの間取りですね。この場合は、来客からの視線をいかに切るかがポイントです。

・玄関から洗面所までの通路を、ロールスクリーンやスリットカーテンで仕切る
・洗面所の入口そのものに、洗面所のドア代わりカーテンやロールスクリーンを付ける

玄関側から見える位置なら、シンプルな無地ロールスクリーンや、落ち着いた色柄のカーテンを選ぶと生活感が出にくくなります。人がよく通る動線なので、階段が近い場合は裾を少し短めにして、踏んで転ばないようにしておきましょう。

洗面所と脱衣所が一体になっているケース

洗面台と脱衣スペースが一続きになっている場合は、「同時に複数人が使えること」が大事です。

・洗面台側と浴室側の間を、ロールスクリーンかカーテンで仕切る
・浴室の出入口のすぐ外側に、防水ロールスクリーンを付ける

こうしておくと、お風呂から出る人と、洗面台で歯磨きやドライヤーをする人が、気兼ねなく同時に動けます。防水・防カビ機能つきのロールスクリーンなら、浴室からの水しぶきや湯気にも強いので、安心して使えます。

ランドリールーム一体型の洗面所のケース

洗面所がランドリールームと一体化している場合は、まず「どこまで隠したいか」を決めるのが先です。

・洗濯機や収納棚の前だけにロールスクリーンを付けて、生活感の強い部分だけ部分的に隠す
・ランドリールーム部分と洗面台部分の境目を、サーマルクロスでふんわり仕切る

洗面所全体を覆ってしまうより、「見せたくないところだけを隠す」「冷暖房を効かせたいラインだけを仕切る」と考えると、狭さや暗さを感じにくくなります。

洗面所のドア代わりを選ぶときは、間取りごとに「視線を切りたい場所」と「動線を邪魔しない位置」が変わります。玄関から丸見えなのか、脱衣所と一体なのか、ランドリールームとつながっているのかを整理してから、カーテンやロールスクリーン、サーマルクロスなどのアイテムを組み合わせていくと、無理なく暮らしやすい仕切り方が見つかりますよ

賃貸でも安心な洗面所のドア代わりアイデア

賃貸だと「原状回復」が気になって、洗面所のドア代わりアイテム選びに慎重になりますよね。ここでは、賃貸でも使いやすいアイテムと、トラブルを避けるための注意点を整理しておきます。

賃貸で使いやすい洗面所ドア代わりアイテム

【賃貸で使いやすいアイテム】

・つっぱり棒+カーテン:最も手軽でコスパも良い定番
・つっぱり式カーテンレール:開閉をスムーズにしたいときに便利
・つっぱり式ロールスクリーン:見た目をスッキリさせたいときに
・粘着式フック+軽めののれん:壁をほとんど傷つけずに設置しやすい

最近のつっぱり式カーテンレールやロールスクリーンは、耐荷重がきちんと表示されていて、2m前後の幅でも対応できるものが増えています。説明書に書かれている対応幅と耐荷重は必ずチェックして、サイズオーバーしないようにしておきましょう。

賃貸で洗面所を仕切るときの注意点

【賃貸での注意点】

・強力粘着タイプのフックは、壁紙を剥がすリスクがあるので使いどころに注意
・天井や鴨居にネジ留めする場合は、事前に管理会社やオーナーに確認する
・重量のあるアコーディオンカーテンやパネルドアは、設置前に許可を取るのが安心

強力粘着タイプやネジ留めは「付けた瞬間はラク」でも、退去時に思わぬ請求につながることがあります。迷ったときは、つっぱり式+軽めの布アイテムを基本にして、どうしても固定したい場合だけ管理会社に相談するのがおすすめです。

賃貸で洗面所のドア代わりを用意するなら、つっぱり式のカーテンやロールスクリーン、粘着フックとのれんなど「跡が残りにくいアイテム」が安心です。そのうえで、粘着の強さやネジ留めの有無、アイテムの重さに気を配りながら、必要なときだけ管理会社に確認しておけば、原状回復の不安を減らしつつ快適な目隠しがつくれます。

失敗しないためのサイズの測り方と設置位置の決め方

失敗しないためのサイズの測り方と設置位置の決め方
イメージ:当サイト作成

「なんだかしっくりこない…」という洗面所ドアの代わり、多くはサイズの測り方でつまずいています。幅と丈のポイントさえ押さえれば、見た目も使い心地もグッと良くなるので、ここで一度一緒に整理しておきましょう。

洗面所ドアの代わりはサイズ決めが命

洗面所のドア代わりで「思ったより隙間があく」「裾が長くて邪魔」という失敗は、ほとんどがサイズの測り方に原因があります。ここを少し丁寧にしておくだけで、仕上がりの満足度はかなり変わります。

幅を測るときのポイント

洗面所の入口(開口部)は、まず一番狭いところの幅をメジャーで測ります。
カーテンなら、その幅に左右5〜10cmずつプラスしたサイズを目安にすると、両サイドのすき間から中が見えにくくなります。

ロールスクリーンの場合は、商品ページにある「生地幅」と「全体幅」の違いを必ずチェックしてください。本体金具を含めた全体幅が、取り付けたいスペースに収まるかどうかが大事なポイントです。

丈(高さ)を決めるときのコツ

まず、取り付け位置(天井側や鴨居など)から床までの高さを測ります。
カーテンは、床から1〜2cm短い丈にしておくと、裾が濡れにくく扱いやすいです。

ロールスクリーンは、床にギリギリ触れるか、少しだけ余るくらいをイメージすると見た目がきれいにまとまります。階段や段差が近い場合は、裾を踏んで転ばないよう、少し短めに調整しておくと安心です。浴室のすぐ外に付ける場合は、水はねがどのあたりまで飛びやすいかもイメージしておきましょう。

測ったサイズはすぐメモしておこう

せっかく測ったサイズを忘れてしまうと、買い物のたびに測り直しになってしまいます。
スマホのメモアプリなどに「洗面所入口 幅◯cm・高さ◯cm」と残しておくと、ネットで商品を見るときもサイズ比較がスムーズです。

洗面所のドア代わりは、入口の一番狭い幅と取り付け位置から床までの高さを正確に測り、カーテンなら左右に余裕と床から1〜2cmのゆとり、ロールスクリーンなら全体幅と丈のバランスを意識することで、隙間や裾のストレスを減らせます。測った数値はスマホにメモしておくと、後からのアイテム選びがぐっと楽になります

予算・DIY難易度・メンテナンスで比べる洗面所ドアの代わり

洗面所のドア代わり、どのアイテムにいくらかけるべきか…ざっくりでも目安が分かっていると、予算立てもだいぶラクになりますよ。

洗面所ドア代わりアイテムの価格と難易度の目安

【アイテムごとのざっくり目安】

・つっぱり棒+カーテン
 目安価格帯:数千円〜1万円前後
 DIY難易度:低(道具ほぼ不要)
 メンテナンス:洗濯機で洗えるものが多い

・つっぱり式ロールスクリーン
 目安価格帯:1万円前後〜
 DIY難易度:中(採寸と微調整が必要)
 メンテナンス:乾拭きや固く絞った布で拭き掃除

・ネジ固定ロールスクリーン
 目安価格帯:1〜2万円前後
 DIY難易度:中〜高(下地確認と工具が必要)
メンテナンス:基本は拭き掃除でOK

・アコーディオンカーテン
 目安価格帯:2万円前後〜
 DIY難易度:高(レール設置が必要)
 メンテナンス:ホコリを払い、必要に応じて拭き掃除

・パネルドア
 目安価格帯:2〜3万円前後〜
 DIY難易度:高(レールと本体の取付)
 メンテナンス:汚れは拭き取りで対応

価格はあくまで「ざっくり目安」と考える

ここで挙げた価格帯は、あくまで一般的な目安です。実際の金額はサイズや機能、メーカーによって大きく変わります。正確な情報は各商品の公式サイトや販売ページを必ず確認し、費用や工事内容が不安な場合は、最終的な判断を専門業者やハウスメーカーに相談しておくと安心です。

DIYが得意かどうかで選択肢も変わる

DIYが得意な方なら、ネジ固定タイプのロールスクリーンやアコーディオンカーテン、パネルドアまで視野に入ります。一方で「電動ドリルはちょっとハードル高い…」と感じるなら、つっぱり棒+カーテンやつっぱり式ロールスクリーンなど、つっぱり系アイテムに絞って、その中で欲しい機能を優先して選んだ方がストレス少なく使い始めやすいと思います。

洗面所のドア代わりアイテムは、数千円〜数万円まで価格もDIY難易度も幅広いので、自分の予算と作業スキルを踏まえつつ、公式情報と専門家の意見も参考にしながら、無理なく扱えるものを選ぶのが失敗しない近道です。

新築を検討しているならハウスメーカーと相談すべきチェックポイント

これから家を建てる・購入する段階なら、洗面所のドアをどうするかは、間取りが固まる前にハウスメーカーとしっかり話しておきたいポイントです。なんとなく「ここにドアを付ける/付けない」ではなく、次のチェック項目を一緒に確認してみてください。

玄関や廊下からの見え方

玄関ドアを開けたとき、洗面所や脱衣スペースが直接見えないかを図面でチェックしましょう。来客や宅配と家族の着替えがバッティングしやすい動線なら、しっかりしたドアやパネルドア、少なくともロールスクリーンなどの間仕切りを前提に計画しておくと安心です。

家族の生活時間と使い方


朝の身支度やお風呂の時間帯など、洗面所と脱衣所を同時に使うシーンが多そうかどうかも大事なポイントです。「洗面台側」「脱衣スペース側」をカーテンやロールスクリーンで仕切れるようにしておくのか、最初からドアで分けるのか、家族構成やライフスタイルを伝えたうえで相談してみましょう。

寒さ・暑さと空調計画

脱衣所が廊下や玄関に近い場合、ドアがないと冷気や熱気が流れ込みやすく、「ここだけ極端に寒い・暑い」原因になります。どの程度まで温度差を抑えたいのかを伝えたうえで、ドア・断熱性の高い間仕切り・サーマルクロスなど、どこまでを建物側の性能でカバーし、どこからをアイテムで補うかを決めていくイメージです。

ドア以外の選択肢とコストバランス

扉は1枚増えるだけでもそれなりにコストが上がります。逆に、玄関から見えにくい位置で、一人暮らしや少人数なら、最初からドアをつけずにカーテンやロールスクリーンで代用するという考え方もあります。「ここはドア必須」「ここはカーテンなどのドア代わりアイテムでOK」とメリハリをつけたい場合は、あらかじめ予算感も含めて相談しておくと、後悔が少なくなります。

このあたりを最初に整理しておくと、「付けるべきところにはしっかりドア」「そうでもない場所は軽い間仕切り」というバランスが取りやすくなります。将来カーテンやロールスクリーンに切り替える可能性がある場合は、下地の位置や取り付けスペースについても、あわせて確認しておくと安心ですよ。

ちょっとお得になるかもしれない紹介ルート

そして、もしハウスメーカーの候補に積水ハウスが入っているなら、ちょっとお得になるかもしれない方法をひとつご紹介しておきます。
私の知人であり、現役の積水ハウスオーナーでもある「株式会社リバティアースの北川晴夫(ハル)さん」を経由する、いわゆるオーナー紹介ルートです。

このルートを使って積水ハウスに相談いただくと、建物本体価格について「3%前後、もしくはそれ以上の割引が検討されるケースもある」と聞いています(※地域・建物・時期などによって条件が変わるため、あくまで“目安・可能性”としてお考えください)。
また、「北川さんの紹介だから」ということで、各地域の担当者にできる範囲でしっかりプッシュしてもらえるルートにもなっており、間取りや家事動線の提案を前向きに検討してもらいやすいのが特徴です。

積水ハウスと資料請求・展示場予約・WEB問い合わせなどの「最初の一歩」を踏む前に、この紹介ルートを通しておくことが大事と言われています。もし少しでも積水ハウスでの家づくりを検討しているなら、以下のフォームからルートを確保しておくと安心です。

入力の際は、紹介コード「NU3883」をご記入ください。

この窓口では、お金のこと・構造や性能の不安・間取りの考え方・他社比較のポイントなどを、オーナー目線で相談することもできます。「とりあえず情報収集してみたい」という段階でも利用できますので、合いそうであれば上手に活用してみてください。

紹介コード「NU3883」

後悔しない家作りの第一歩

※しつこい営業はありません!

まとめ|自分の家に合う「洗面所のドア代わり」を選ぼう

洗面所にドアが無いと、プライバシー問題・家族同士の気まずさ・寒さや湿気・生活感の露出が起こりやすい。

まず「何をどこまで解消したいか」を整理し、目隠し・通風・断熱など自分の優先順位を書き出しておくことが大事。

ドアの代わりになるアイテムは、カーテン・ロールスクリーン・アコーディオンカーテン・パネルドア・のれん・スリットカーテン・サーマルクロス・小窓用フィルムなど多種類ある。

「手軽さ重視」ならカーテン、「見た目スッキリ」ならロールスクリーン、「扉感が欲しい」ならアコーディオンカーテンやパネルドアが候補になる。

カーテンは設置が簡単で色柄も豊富、収納の目隠しにも流用しやすく、まず試しやすいドア代わりアイテム。

カーテンを使うときは、丈を床から1〜2cm浮かせる・耐荷重表示のあるつっぱり棒を選ぶなど、圧迫感とカビ・落下対策がポイント。

ロールスクリーンは、防水・防カビ・遮光・遮熱など機能が選べて、使わないときは巻き上げられるため、洗面所をスッキリ見せやすい。

ロールスクリーンは開閉に少し手間がかかり、チェーンの安全対策や、つっぱり式特有の「左右のすき間」をどう許容するか

アコーディオンカーテンは省スペースで開口を広く確保でき、視線と冷気・暖気をまとめてカットしやすい

パネルドアは見た目がドアに近く、玄関から見える位置でも違和感が少ない

のれん・スリットカーテンは、人やペットが出入りしやすく、空調効率を保ちながら「ゆるく目隠し」したいケースに向いている。

サーマルクロスは「断熱性の高い布の壁」として、洗面所と廊下・リビングの間に使うと冷暖房効率が上がり、暑さ寒さ対策に効果的。

間取り別に、玄関から丸見え・洗面所と脱衣所一体・ランドリールーム一体などのパターンごとに検討する

賃貸では、つっぱり棒+カーテンやつっぱり式ロールスクリーンを基本にし、ネジ留めは必ずオーナーに確認する。

新築ならハウスメーカーとの打ち合わせも含めて、「ドアにするか」「ドアの代わりアイテムで補うか」をトータルで判断すること

  • この記事を書いた人

ユッタリ

こんにちは、WitBodyの執筆者、ユッタリです。 ボディケアや生活習慣を見直すことで、毎日が少しだけ豊かになる。WitBodyではそんなヒントをたくさんご紹介しています。一緒に賢く、そして楽しみながら、心地よい生活を目指してみませんか?

読んでね

-水回り